ZARD「永遠」 

永遠
永遠
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ZARD
ビーグラム (1999-02-17)
売り上げランキング: 16,594


☆収録曲☆
A01. 永遠:★★★★★
A02. My Baby Grand ~ぬくもりが欲しくて~:★★★★☆
B03. WAKE UP MAKE THE MORNING LAST ~忘れがたき人へ~:★★★★
A04. Brand New Love:★★★★☆
A05. 運命のルーレット廻して:★★★★★
S06. 遠い星を数えて:★★★★★
A07. 新しいドア ~冬のひまわり~:★★★★★
S08. GOOD DAY:★★★★★
B09. I feel fine,yeah:★★★★
S10. 少女の頃に戻ったみたいに:★★★★★
A11. 息もできない:★★★★☆
B12. 風が通り抜ける街へ:★★★★
A13. フォトグラフ:★★★★☆

発売日:1999年2月17日
レーベル:B-Gram Records

ZARD、8thアルバム。オリジナルアルバムとしては前作から2年半ぶりの発売で間にリリースされたセレクションアルバム『ZARD BLEND~SUN&STONE~』以降に発売されたシングル7曲を含む全13曲が収録されてます。

まず本作のリード曲にあたるM1「永遠」は22ndシングル曲で渡辺淳一原作によるTVドラマ『失楽園』の主題歌でドラマ・原作小説共に当時流行語になる程の話題作だったそうです。
曲の方はバンド+ストリングスに加えて間奏では外人のコーラスも取り入れておりドラマの主題歌らしいスケールの大きさを感じるバラードでなかなかの名曲になってます。4分に満たないコンパクトな時間やモノラルミックスによるアナログな質感がそれを大げさに感じさせないのがまた好印象です。

織田哲郎の作曲によるM2「My Baby Grand ~ぬくもりが欲しくて~」は23rdシングルでNTTドコモの冬のCM曲でタイアップや歌詞から季節感とぬくもりを感じるミディアムポップとなってます。ちなみにタイトルの「Baby Grand」は坂井さんが愛用していたトイピアノの事らしいです。

M3「WAKE UP MAKE THE MORNING LAST ~忘れがたき人へ~」は既存曲の多い今作における数少ない新曲でビートルズ等を思わせるブリティッシュな雰囲気を感じる仕上がりで派手さはないもののなかなかの良曲です。

M4「Brand New Love」はWANDSへの歌詞提供曲のセルフカバーで原曲と比べてロックテイストは変わらずもサンプリングやスクラッチなどの抑え音にシャープさが増し、原曲よりもややドライな雰囲気に仕上がってます。あと曲終盤のラップは坂井さんが担当しています。個人的にはこちらを先に聴いたのもあってか原曲よりも好みですね。

M5「運命のルーレット廻して」は25thシングルでアニメ『名探偵コナン』のOPテーマ。ロックサウンドと打ち込み要素が上手く合わさりアップテンポかつスケールのある仕上がりの名曲になってます。個人的にもお気に入りの一曲ですね。
ちなみにこの曲は発売の半年程前からタイアップ先でオンエアされてたものの、途中で1度アレンジが変わり、その後CD化の際に更に変更される程制作に時間を費やしたとの事で発売までに25パターンものアレンジが作られたそうです。

M6「遠い星を数えて」はM12のc/wに収録されていた曲でアコースティックな質感で大人っぽさの漂う落ち着いたミディアムナンバーでc/wながらも深みのある名曲で個人的にも上位に入るくらい好きな曲です。

M7「新しいドア ~冬のひまわり~」は26thシングルでサッポロビールのCM曲。これまたM2のように冬の寒い時期に聴くと心が温まりそうなバラードの名曲になってます。

M8「GOOD DAY」は前曲と同時発売された27thシングルでこちらはダークなロックバラードといった仕上がりですね。暗い雰囲気の中に切なさを感じる曲でこれまたかなりの名曲。

M9「I feel fine,yeah」は数少ないアルバム新曲で明るいギターポップな仕上がりでシングル曲と比べるとやや小粒ですが前曲の暗さから明るさが戻る流れに作用していてなかなか良いと思います。

M10「少女の頃に戻ったみたいに」はM5のc/wでアニメ映画『名探偵コナン 14番目の標的』の主題歌。今作以降ZARDのみならずビーイング・GIZAにおける主力作家として活躍していく大野愛果による作曲で彼女らしい綺麗なメロディと坂井さんの繊細な歌声がマッチしたバラードでこれまたかなりの名曲になってます。

M11「息もできない」は24thシングルでアニメ『中華一番』のOPテーマ。織田哲郎による作曲で「負けないで」「マイフレンド」などを思わせるZARDらしいアップテンポなポップソングに仕上がってます。ちなみにこの曲はZARDの曲で最もミックスが多く制作されたそうです。

同じく織田哲郎の作曲によるM12「風が通り抜ける街へ」は今作の中で最も古い21stシングルでJRAのCM曲。歌やメロディは王道のポップ系ながらも賑やかなアレンジが新鮮さを感じる仕上がりになってます。

ラストのM13「フォトグラフ」は数少ないアルバム新曲でマイナーな雰囲気漂うバラードで地味ながらもじわりと染みる一曲で結構良い感じです。

各曲で触れたように全体的に既存曲が多く、人によってはベストアルバムのような印象を抱きがちですがその分どの曲も一定以上の良曲が揃っており尚且つサウンド面でも全盛期からのZARD及びビーイングのイメージに沿った王道感と時代の流れを経た普遍性が上手く合致しておりその結果、ZARDのオリジナルアルバムの中で最高傑作な名盤になった一枚だと思います。個人的にも今まで聴いた音楽アルバムの中で一、二を争うくらいに好きな作品ですね。曲のコメントから締めに至るまで終始褒めてばかりで恐縮ですが本当にオススメなので皆さん機会があれば是非聴いてみて下さい。

印象度:★★★★★

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