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和田光司「re-fly」 

re-fly
re-fly
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和田光司
ランティス (2015-03-25)
売り上げランキング: 35,877

☆収録曲☆
A01. ヒラリ ~re-fly ver.~:★★★★☆
A02. 風 ~re-fly ver.~:★★★★☆
A03. bravery:★★★★★
B04. 希望ノカケラ:★★★☆
S05. Butter-Fly:★★★★★
A06. re-fly:★★★★☆

発売日:2015年3月25日
レーベル:ランティス

和田光司、2ndミニアルバム(フルアルバム・ベストを通算すると5枚目のアルバム)。

和田光司は1999年4月にアニメ『デジモンアドベンチャー』の主題歌「Butter-Fly」でメジャーデビュー。以降もデジモンシリーズを筆頭にアニメソングをメインに活動していたが03年に上咽頭癌を患い活動休止(当時、医師から「5年後の生存率は40%」と宣告されたそうです)。手術や放射線治療の影響により一時は声を失った時期がありながらも次第に声が出るようになったため05年に活動を再開。以降デジモンシリーズの楽曲やアニメイベントへの出演、同じくデジモンシリーズのED曲を歌っていた声優・歌手のAiMと”KALEIDO☆SCOPE”というユニットを結成するなど積極的な歌手活動を行っていたが11年に癌の再発が発覚し治療に専念する為同年10月に再び活動を休止。その後2年間の休止を経て13年に再び活動を再開。

そこからライブやイベントなどの出演で徐々に活動を活発化し事務所移籍を経て15年に復帰後初の作品となる今作が発売されました。少ない曲数ながらも和田さんらしい曲が詰まった内容となっております。

まずM1「ヒラリ ~re-fly ver.~」は06年一度目の活動再開後初のシングル曲でアニメ『デジモンセイバーズ』OP曲のセルフカバー。他の曲も含めて二度の療養の影響からか歌声が掠れ気味(例えるなら徳永英明みたいな感じかな?)になっており正直最初はあれ?と思いましたが聴き込むと味わいがあり尚且つ前述の経緯を踏まえると深みのある歌唱だなと思いましたね。打ち込みサウンドが目立つものの原曲を進化させたようなアレンジ含めて結果良い仕上がりになってます。

M2「風 ~re-fly ver.~」は01年の楽曲でアニメ『デジモンテイマーズ』挿入歌。M1同様に歌唱に変化が見られつつも良い感じ。M1と比べると原曲の聴き馴染みが薄かった分こちらの方がすんなり良さが見えました。

M3「bravery」は08年に発売されたミニアルバム『ever』に収録された曲で原曲をそのまま収録。タイアップは無いが「Butter-Fly」に通じるような爽快なロックチューンでデジモンシリーズに使われても違和感無い名曲ですね。個人的にも特に好きな曲です。

M4「希望ノカケラ」は本作初出の新曲でデジロック調の楽曲。他の曲と比べるとインパクトに欠けますがこれもアニソン王道な作風で良い曲だと思います。

M5はデビュー曲であり彼の最大の代表曲といっても過言ではない「Butter-Fly」で当時のオリジナル音源をそのまま収録。デジモンシリーズに触れてる方には最早説明不要ですね。他の曲が08、15年の録音に対してこの曲は99年なので時期的にも知名度的にも離れてるので浮いてる気はしますがデジモンシリーズで彼を知ったライトリスナーに向けての選曲なのでしょう。結構若い子もこの曲知ってるって人多いですからね。曲の方はアニソンらしい爽快な曲調と前向きな歌詞が全編通してワクワク感がありアニメの世界観にもマッチした名曲だと思います。また同年11月には映画『デジモンアドベンチャー tri』主題歌として再録音したバージョンがシングルで発売されました(結果的にこれが彼の生前最後の録音に…)

ラストのM6「re-fly」は本作のリード曲。M3、M5に通じる爽快なロックチューンで歌詞もこれまでの彼の代表曲を思わせるフレーズを交えつつもこれからの活動への期待が高まる前向きさも垣間見える名曲です。ちなみにコーラスにはJAM Projectのメンバーで彼と同じ事務所に所属してる遠藤正明ときただにひろしが参加してます。

去年、ふとしたきっかけからデジモンシリーズの音楽を聴くようになりその流れから今作も手に取ってみました。癌による治療の影響からか歌声の変化(本作においてはButter-Fly(99年)とそれ以外(bravelyが08年、残り4曲が15年)の曲でそれを感じることができる)が最初少し気になったものの全体的には「Butter-Fly」に代表されるようなアップテンポかつ爽快なロックが中心となっており少ない曲数も相まって一気に聴ける1枚となっております。その歌声の方も前述のように聴きこんだら慣れてきてこれはこれで味があって良いなと思いましたね。デジモンシリーズの楽曲はデジモンサイドのコンピレーションなどで容易に入手可能ですが和田さん個人のアルバムは数が少なく見つかりにくいので和田さんに興味のある方はまずこのアルバムを聴いてみてはいかがでしょうか?「Butter-Fly」が好きなら聴いて損はない一枚になってますよ。

今作を発売後、ライブの開催が控えており映画『デジモンアドベンチャー tri』の展開含めてここから活動が本格化していくと思われましたが6月に体調の悪化によりライブ開催を延期(結果的に中止)しそのまま活動を休止しその後はTwitterやブログにて近況報告こそしていたものの活動再開のメドは立たず…。そして2016年4月3日、上咽頭癌により42歳の若さでこの世を去りました。自分は初代デジモンアドベンチャーとその後のシリーズはリアルタイムで触れたがそれっきりで去年の今の時期に後追いで本格的に聴き始めたので多くは語れませんが悲しく寂しい気持ちなのは確かです。本人がこの世を去った以上は新しい曲を聴くことは出来ませんがこれからも定期的にこれまで彼が遺した楽曲を聴き続けていきたい所存です。

和田光司さん、42年の人生お疲れ様でした。心よりご冥福をお祈りします。

印象度:★★★★★

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大原櫻子「HAPPY」 

HAPPY(通常HAPPY盤)【CD】
HAPPY(通常HAPPY盤)【CD】
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大原櫻子
ビクターエンタテインメント (2015-03-25)
売り上げランキング: 4,817

☆収録曲☆
A01. Over The Rainbow:★★★★★
B02. サンキュー。:★★★★
A03. 瞳:★★★★★
A04. 無敵のガールフレンド:★★★★☆
S05. 明日も:★★★★★
A06. 頑張ったっていいんじゃない:★★★★★
B07. Happy Days:★★★★
B08. のり巻きおにぎり:★★★☆
B09. READY GO!:★★★★
B10. ただ君のことが好きです:★★★
A11. ちっぽけな愛のうた:★★★★☆
B12. ワンダフル・ワールド:★★★☆

発売日:2015年3月25日
レーベル:ビクターエンタテインメント

大原櫻子、1stアルバム。亀田誠治の全面プロデュースによる彼女の等身大の魅力が全面的に打ち出された傑作アルバムになっております。

まずM1「Over The Rainbow」はSuperflyの元メンバーで現在はメイン作家として関与している多保孝一による提供曲で雄大な雰囲気を感じるスケールの大きさと彼女の伸び伸びとした歌唱がマッチした名曲。アルバム曲の中ではベストトラックですね。
本人名義での1stシングルにあたる

M2「サンキュー。」はアコースティック寄りのバンドサウンドにポップなメロディと彼女の歌声が絶妙な良曲です。

M3「瞳」は高校サッカーのタイアップに起用された曲でシングルとしては初のバラード曲。アップテンポ曲の時とはまた違う彼女の魅力が引き出された名曲だと思います。

M4「無敵のガールフレンド」は本人出演のCMソングに起用された曲で彼女の可愛らしい要素を押し出したポップな仕上がり。それにしても亀田さんは今作において作曲や編曲だけじゃなくて作詞もこの曲含めて大半の曲で手掛けてるのだがこんな10代の女子目線の歌詞を50代のおじさまが書いてるのを想像するとなんだか変な感じが…まぁ歌詞自体は普通に良いから結果オーライか(笑)。

M5「明日も」は彼女の実質的な歌手デビュー曲であると同時に役者デビュー作となる映画「カノジョは嘘を愛しすぎてる」の主題歌。映画は未見ですが爽快感あるポップロックな曲調と彼女の溌剌とした歌声がこれまたマッチした名曲!個人的に彼女の中では一番好きな曲です。

M6「頑張ったっていいんじゃない」は前曲タイアップ映画のスピンオフソングとして作られた曲。前曲には及ばないもののこちらも爽やかな感じが心地よい一曲です。

M7「Happy Days」はM5~M6までの爽やかなな流れを変えるポップ寄りな仕上がり。”ハッピーハッピー…”と歌うサビ後半が耳に残りますね。

M8「のり巻きおにぎり」は本作における箸休め的なポップ曲。これも亀田誠治の作詞でタイトルや歌詞を考えてるのを想像するとなんとも言えない気分になりますなぁ(笑)。

M9「READY GO!」はギターサウンドが目立つ本作の中ではちょっとハードなポップロック。この先終盤はバラード寄りの曲が続くので流れ的に良い感じ。

M10「ただ君のことが好きです」はミディアムテンポの聴かせる系の曲。普通に良いけど今作の中では印象薄め。

M11「ちっぽけな愛のうた」はM5と同映画タイアップで劇中劇。ピアノメイン(+バンド&ストリングス)のバラードで映画を知らなくても結構良い感じ。ちなみにカノ嘘関連曲においては名義が異なっておりM5では”MUSH&Co(大原櫻子の演じる小枝理子率いるバンド)”、そしてこの曲は”小枝理子(大原櫻子の役名)&小笠原秋(佐藤健演じる音楽プロデューサーらしい)”となってますがあくまでも劇中の設定を名義にしただけなので実質は大原櫻子のソロ曲となっております。

最後のM12「ワンダフルワールド」はM1のようなスケール感でこちらはバラード寄りの聴かせる仕上がり。良いですね。

シングルがどれも好印象だったので期待してましたがその予想を上回るアルバムになりました。前置きや曲の感想でも書いたように全体的にオーソドックスながらも爽快感ある曲と歌詞にも表れている(書いたのは亀田さんだけどw)彼女の等身大な魅力がフルに発揮されたのが非常に良いですね。役者業も兼ねてるので近い紹介どちらかにシフトする可能性が無いとは言えない不安はありますがこれからも応援していきたいなと思います。

印象度:★★★★★

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